■ 調 査 日 : 2009年11月21日(土) |
■ 調 査 点 : 道の駅あしがくぼ屋外広場 |
■ サンプル数 : 113サンプル(男性 50名 女性63名) |
■ 調査方法 : 利用客にたいして協力を呼び掛け、アンケートに自記式にて回答後回収。粗品を進呈。 |
■家族やご夫婦の場合、女性が記入するケースが多く、傾向としては女性の数が多くなった。 |
■様々な世代が万遍なく訪問されていることがわかる。 |
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世 代 |
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〜19歳 |
: |
3% |
20〜34歳 |
: |
22% |
35〜49歳 |
: |
20% |
50〜64歳 |
: |
32% |
65歳〜 |
: |
23% |
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同行者 |
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ご夫婦 |
: |
42% |
ご家族 |
: |
32% |
ご友人 |
: |
19% |
お一人 |
: |
7% |
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県内
居住地 |
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秩父市 |
: |
1 |
所沢市 |
: |
12 |
坂戸市 |
: |
5 |
横瀬町 |
: |
4 |
上尾市 |
: |
3 |
熊谷市 |
: |
1 |
鶴ヶ島市 |
: |
2 |
川口市 |
: |
1 |
さいたま市 |
: |
3 |
越谷市 |
: |
1 |
朝霞市 |
: |
1 |
日高市 |
: |
3 |
志木市 |
: |
1 |
入間市 |
: |
1 |
富士見市 |
: |
1 |
ふじみの市 |
: |
2 |
蕨市 |
: |
1 |
川越市 |
: |
3 |
戸田市 |
: |
2 |
都幾川町 |
: |
1 |
三芳町 |
: |
1 |
寄居町 |
: |
1 |
鳩山町 |
: |
2 |
上里町 |
: |
1 |
伊奈町 |
: |
3 |
飯能市 |
: |
4 |
狭山市 |
: |
4 |
|
|
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|
居住地 |
|
|
埼玉県 |
: |
67% |
東京都 |
: |
23% |
神奈川県 |
: |
5% |
千葉県 |
: |
1% |
群馬県 |
: |
1% |
茨城県 |
: |
1% |
その他 |
: |
2% |
|
■訪問客の7割は県北部や西部からの集客は少ない様子。東京都で2割となっているが、これも東京都西部のものと思われる。 ■交通手段は90%が自動車。西武線の需要があまり連動していない事が伺える。 |
利用の
目的 |
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|
トイレ休憩 |
: |
62 |
ショッピング |
: |
51 |
食事 |
: |
50 |
情報収集 |
: |
16 |
体験プログラム |
: |
1 |
その他 |
: |
5 |
|
訪問回数 |
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|
初めて利用 |
: |
35% |
2〜4回目 |
: |
19% |
5回目以上 |
: |
46% |
|
|
1〜2ヶ月以内 |
: |
36% |
3〜6ヶ月以内 |
: |
32% |
6ヶ月以上前 |
: |
32% |
|
|
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■特筆されるべき、リピーター率の高さとその頻度。過去に5回以上の訪問経験を持つ方が半分近い
■訪問頻度は60%以上が6ヶ月以内の再訪となっている
■利用目的の多くは、トイレと食事、ショッピングなど |
所在の認知 |
■多くの回答者が以前にも利用したことを認知している。印象の強さを裏付けている |
|
以前にも利用した |
: |
47% |
看板を見て知った |
: |
14% |
偶然通りかかった |
: |
27% |
ネットや書籍・TVなど |
: |
2% |
知人の紹介など |
: |
6% |
その他 |
: |
4% |
|
観光情報源 |
■観光情報源は雑誌、インターネットなどが多い |
|
インターネット |
: |
52 |
雑誌やガイドブック |
: |
58 |
テレビ番組 |
: |
12 |
新聞 |
: |
5 |
知人の紹介や口コミなど |
: |
10 |
その他 |
: |
2 |
|
周辺の景観の印象 |
■多くの回答者が、景観としての自然の豊かさを芦ヶ久保に感じている |
|
自然が豊かそう |
: |
102 |
山の幸がありそう |
: |
60 |
人情味がありそう |
: |
35 |
活発な雰囲気 |
: |
4 |
生活環境が良さそう |
: |
22 |
生活が不便そう |
: |
12 |
その他 |
: |
1 |
|
|
|
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|
是非訪問したい |
: |
54% |
機会があれば 訪問したい |
: |
40% |
どちらともいえない |
: |
5% |
あまり訪問したいとは 思わない |
: |
0% |
できれば訪問したくない |
: |
1% |
|
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|
以下について関心のあるものに丸印をつけてください(複数可) |
■9割を超える回答者が再訪の意向を示していることは、今後の交流振興において極めて重要 |
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田舎暮らしや農業体験 |
: |
40 |
|
いちごやプラムなどの 果樹狩り |
: |
55 |
|
ハイキングや花めぐり |
: |
48 |
|
鹿・猪などのジビエ料理 などグルメ体験 |
: |
20 |
■芦ヶ久保本来の交流資源にも関心が高い |
キャンプや釣り、 バーベキューなど |
: |
38 |
|
旅先での現地の人々 とのふれあい |
: |
18 |
|
その他 |
: |
0 |
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あしがくぼ地域や道の駅で販売している商品やサービス、景観等についてご要望があればお知らせください |
駐車場の拡張・台数増 |
: |
3 |
花の販売種類増 |
: |
1 |
野菜販売を強化 |
: |
2 |
地元の惣菜やお弁当など |
: |
2 |
地場産品 |
: |
1 |
他の地域にないもの |
: |
1 |
B級グルメを提供 |
: |
1 |
虫の販売や虫採り体験 |
: |
2 |
イベントの実施 |
: |
1 |
生活用品の販売 |
: |
1 |
果実を使ったお菓子 |
: |
1 |
モツ煮 |
: |
1 |
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あしがくぼの果樹園は傾斜の強い南斜面にあるため、光の量や寒暖の差が激しく、甘味が強い様々な果実が年間を通じて採れることをご存知ですか |
初めて知った |
: |
45% |
何となく知っている |
: |
32% |
知っている |
: |
23% |
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あしがくぼの果樹園では、生産量の少ない高級品種で幻のプラムと呼ばれる「中手(なかて)」が育成されているのをご存じですか |
初めて知った |
: |
74% |
何となく知っている |
: |
12% |
知っている |
: |
14% |
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あしがくぼのお茶は減農薬農法により年に1度だけしか茶摘みはできず生産量は少ないですが、気候の特徴で深みのあるお茶が作られていることをご存じですか |
初めて知った |
: |
78% |
何となく知っている |
: |
9% |
知っている |
: |
13% |
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地元の農家のアドバイスを受けながら、年間を通じてお茶を栽培、お茶摘みや製茶まで体験し、販売などもできる「あしがくぼお茶のオーナー制度」をご存じですか |
初めて知った |
: |
57% |
何となく知っている |
: |
23% |
知っている |
: |
20% |
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■サンプル調査 総括
全体として芦ヶ久保にとって好意的な数値を得ることができた。住民が感じている「生活としての芦ヶ久保」と、交流客が感じる「ハレの場としての芦ヶ久保」には、大きな差異があることがわかる。
高い再訪率や再訪スパン、そして再訪意向などは、多くの中山間地区がその活性化の出口イメージの構築で悩むなか、類稀な貴重な環境を備えているといえる。
今後は、この環境をいかに活性化に結び付けるかが重要なポイントになることはいうまでもない。 |
その他の付帯調査 |
(埼玉県平成20年利用別入込観光客及び消費金額集計表(広域圏別)推計より算出) |
秩父市 |
: |
4,113,400人 |
熊谷市 |
: |
4,929,300人 |
飯能市 |
: |
2,481,900人 |
川越市 |
: |
6,295,100人 |
東松山市 |
: |
2,347,200人 |
さいたま市 |
: |
22,654,500人 |
|
|
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周辺市町村の交流客数 |
周辺市町村の観光入込総計は、約43,000,000人 |
上記のわずか0.5%の誘客をシェアしても約20,000人 |
道の駅の集客ベースで40%増の交流効果を目指すことが、数値上は可能 |
秩父広域圏における横瀬町の集客力 |
秩父広域圏における内訳(入込推計) 秩父広域圏 9,913,200人 |
秩父市 : 41% |
秩父市 : 4,113,400人 |
横瀬町 : 7% |
横瀬町 : 701,700人 |
皆野町 : 12% |
皆野町 : 1,161,200人 |
長瀞町 : 23% |
長瀞町 : 2,282,600人 |
小鹿野町 : 17% |
小鹿野町 : 1,654,300人 |
|
道の駅利用客500,000人は、横瀬町入込の70%相当のシュアにあたり広域圏全体でも約5%を占める |
その他の付帯調査 |
(平成19年度〜23年度 埼玉県・横瀬町地域再生計画より抜粋) |
国道299号線の潜在交流パワー |
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【299号線の一日あたり平均通行量】
平日 11,000台 / 休日 13,000台 |
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【換算 : 年間通行量】
約4,200,000台 |
× |
【全国平均乗車人数】
1.3人(※) |
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【換算 : 年間通行人数】
約5,460,000人 |
道の駅は、
年間約38万台の自動車が利用 299号線の通行車両の約9%、 ほぼ10台に1台の割合で道の駅を利用している換算 |
※平成17年度国土交通省自動車交通局技術安全部審査課調べ |
その他調査 総括 |
芦ヶ久保を含む横瀬町の周辺には、交流人口の拡大を図る上で非常に大きな規模のマーケットが控えていることが明らかである。特に中山間地区特有の貧弱な道路網はクルマや人の出入りを限定的にさせるが、芦ヶ久保の場合は、その立地特性や潜在資源を鑑みるとむしろ有利な要因になるかもしれない。国道299号線という集客装置へ効果的に導くことで手に入れられる潜在市場の大きさを再確認すると共に、積極的な集客・活性化マーケティングが求められる。 |